NAOMI's Technologies

Multi CCD Detector 方式

12個のCCDカメラを1つのユニットにして、複数を組み合わせる。
高画質と低価格を実現したアールエフ独自の技術。

CCDユニット基盤

12個のCCDが同時に指令を受け取れるように、制御部品と各CCDをつなぐ信号線は、どれも等しい長さに設計。通常は1つのCCDと制御部品が一対になって機能するが、Multi CCD Detector方式では1つの制御部品が複数のCCDに指令を出すよう工夫を凝らした。これにより、部品点数が大幅に削減。従来では考えられないほど生産コストを省くことができ、高画質でありながら低価格が実現した。

一見すると1枚板のような基板は、10層もの回路が重ねられている(多層基板)。信号を送る線同士が交差しないようにするためで、各層の間を信号線が縫うように走っている。

反射防止シート
反射率0.2%の樹脂素材。レンズ周囲で発生する反射光を99.8%カット。より画像がシャープになる。

レンズブラケット
正確な画像をとり込むために、レンズは基板に対して、垂直でなければならない。
ネジ留め口は極限までの正確性を要し、公差±0.02mm以下。
さらに本体には歪みやそりが出ない特殊加工を施した。
ねじピッチ0.5mm
ねじピッチは規格品の半分以下、0.5mm。通常よりもシビアなピント調整に対応するため、ピッチを細かく刻みこんでいる。
NAOMI

カーボンプレート

X線透過率が高く、かつ外光を遮断する不透明な素材としてカーボンプレートを採用。

遮光ユニット

格子状の仕切りで、隣接エリアからの入射光を遮断する(映り込み防止)。また反射を防ぐため、格子にはつや消し素材使用し、さらに無反射塗装を行っている。

筐体

耐衝撃性に優れた樹脂素材を使用。成形性・耐久性・耐候性に優れているため、車両の内装材やトランクの外装材にも用いられている。

メイン基板

サブ基板に指令を送り、センサー全体を制御する。

パワーモジュール

センサー全体に効率よく電力を供給するため、小型のパワーモジュールをセンサーのサイド4ヶ所に分けて配置。機器を動かした際に発生する熱やノイズも最小限に抑えられる。

シンチレータ

通常はエンボス加工が施されているが、NAOMIでは、より効率よくX線を可視光に変換するため、専用に鏡面加工したものを使用。CCDはシンチレータを通過した黄緑色の光(550nm)のみを捉える。

NAOMI専用 CCD・DSP

SHARPとの共同開発。シンチレータの分光感度特性に合わせている。弱い光でも効率的に集められるよう、より感度を高めるため、高感度モノクロTST-CCDを使用。これにより低線量でのレントゲン撮影を可能にした。
CCD & DSP